尾道移住計画 実行中

「尾道に移住したい」という思いだけで行動しているサラリーマンの備忘録

尾道って行くのが大変じゃない?

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だいたい隔週で週末を尾道で過ごしているのですが、よく皆から尾道って行くのが大変じゃない?」って聞かれます。

確かに、大変と言われればそんな気もしますが、慣れてしまうと意外にそうでもなかったりします。ということで、今回は尾道への移動について少し整理しておきます。

東京から尾道に行くには、大きく2通りの選択肢があります。
1. 東京から飛行機(最短で約3時間半)
2. 東京から新幹線(最短で約4時間半)
とまあ、普通に飛行機と新幹線なのですが、
尾道に辿り着くまでの経路はもう少し複雑です。

飛行機の場合、羽田空港から広島空港ですが、JAL/ANA合わせて1日に15便以上あるので1時間に1本は飛んでます。でも、実は、広島空港ってとっても不便なところにあるんです。広島市内に出張するにも、宮島に観光に行くにも、呉に焼き鳥を食べにいくにも、とにかく不便なところにあります。

で、広島空港からどうやって尾道まで辿り着くかというと、
1-1. 広島空港から三原駅までバス三原駅から尾道駅まで在来線で移動
1-2. 広島空港から尾道市内までバスで移動
乗り継ぎは面倒くさいけど、バスの本数が圧倒的に多い三原経由、バスの本数は朝と夜の2本(土日は3本)しかないけど、直行で移動出来る尾道行きのバス、この二通りです。

あまり知られてないみたいですが、広島空港から尾道まで直行で移動できるバスは本数は少ないのですが、非常に便利です。でも、毎回、あまり人が乗ってなくて、このままだと運休してしまうのではと心配しています。

さて、次は新幹線なのですが、大きく二通りあります。
2-1. 東京から福山まで新幹線(のぞみ)、福山から尾道まで在来線
2-2. 東京から新大阪まで新幹線(のぞみ)、新大阪から新尾道まで新幹線(こだま)
福山に停まる新幹線は1時間に3本ぐらいはあるのですが、東京から乗換なしだと、1時間に1本ある"のぞみ"で東京からは3時間半、福山から尾道までは20分くらいです。
新尾道に停まる新幹線は"こだま"のみで朝夕を除けば1時間に1本、更に、新尾道駅尾道市内からは少し離れていて、バスかタクシーで移動する必要があります。

いずれにしても、東京から尾道まで新幹線で行くのは時間的な効率は非常に悪いと言えます。大阪出張のついでに尾道に寄るとかであれば、間違えなく新幹線なのですが…。

 

ということで、週末をたっぷりと尾道で過ごしたい理想の移動ルートはこちら。

(金曜日) 仕事が終わったら羽田に移動して、23時には尾道の焼き鳥屋でビールが飲める感じ。
羽田空港 → 広島空港: JAL267: 19:15 → 20:40 or ANA687: 19:30 → 20:55
広島空港 → 尾道(長江口): 21:40 → 22:38

(月曜日)

週初めは早起き(といっても5時ぐらい)して、始発の飛行機でビジネスマンっぽく仕事をする感じ(最近、JALWiFiが無料だから便利)

尾道(長江口) → 広島空港: 05:53 → 6:55
広島空港 → 羽田空港: ANA672: 7:35 → 9:00 or JAL252: 7:40 → 9:00

尾道に小旅行に行く方は、金曜夜発、月曜朝着という、まるでグアムに行くみたいなこのルートを是非参考にしてみて下さい!

 

部屋を探す前に釣具屋さんを探してしまう。

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そもそも、「何故に尾道に移住したいのか?」の答えの一つは、実は”釣りがしたい”からだったりします。ということで、部屋探しのついでに釣具屋さんを探すのですが、最近は、街の釣具屋さんは店主が高齢化したりで営業を辞めてしまっていたりすることが多く、なかなか街中で見つけるのは難しくなっています。尾道でも、2,3年前には営業していた釣具屋さんが閉まっていたりで寂しい限りです。

でも、やっぱり、海に近い尾道にはちゃんとあります。

少し遠くて自転車で10分くらいかかるけど、少し大きめの”フィッシングまつもと”

 

 

それともう一つ、小さいけど近所なのでいつも利用させてもらっている”えびすや釣具店”

 

 

どちらも、良い感じの釣具屋さんです。

 

移住すると言っても、、、

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移住というと、

  • 移住先に家を買って引っ越す
  • 移住先に別荘を持つ
  • 移住先のホテルに滞在する

みたいなことをイメージする訳ですが、とは言え、

  • 移住先に家を買って引っ越す → 今の仕事をほっぼり出して引っ越せない
  • 移住先に別荘を持つ → 大金持ちではない
  • 移住先のホテルに滞在する → 作家みたいな生活が許される訳がない

な感じで、「やっぱり無理じゃん!」てことになりそうです。

と言っても、そんな簡単に諦める訳にもいかず悩んだ結果、高校時代から一人暮らしをしてきた経験を活かして、小さな部屋を借りるという選択肢を思いつきました。学生時代に5軒、社会人になってもからも5軒ぐらいの安アパートで暮らしてきた経験がフルに活用できそうです。

では、早速、部屋探しといきたいのですが、”CHINTAI”とか”SUUMO”とかネットを使ってみると、いやはや、全く案件情報が無い、ましてや、一人暮らし用の部屋なんか全然無い。大都会の東京ならいざ知らず、地方の、しかも一人暮らしの物件探しをネットでやろうとしてる辺り、知らない間に都会人になっている自分に嫌気がさします。元は、地方の田舎者だったのに。。。

ということで気を取り直して、やっぱり現地で直接探すことになりました。

土地勘があまり無い中で、どうやって探すのか?
実は地方において、以外に便利なのが、これです。

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いまどき、Google Mapやら便利なものはありますが、地方での情報掲載量はすくないのが現実です。そんな時、どこに地元の不動産があるかは、近隣にはどんな商店があるのかが一目瞭然です。

そんなこんなね、この地図板をiPhoneで撮影して歩き回るという、ハイテクなのかローテクなのか分らない部屋探しが始まりました。

尾道移住計画 スタート

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中学生までを熊本で過ごし、高校生を京都で謳歌し、学生生活の最後を北海道で締めくくって、東京で社会人人生をスタートして20年、「このまま東京で一生を終えるのは嫌だな」という漠然とした思いを払拭するべく、45歳になる2017年、いよいよ行動を開始しました。
 
ゴールはいたってシンプル、”2022年までに尾道に移住する” です。
 
何故、2022年か?
普通なら今流行りの「2020年東京オリンピックまでに…」とかなんでしょうが、2020年を境に日本の経済状況も変わるでしょうし、自分の状況を変化させるのにも5年はかかるだろうし、50歳にもなるし、2という数字が好きだし、的なフワッとした理由なので、結論としては大した根拠はありません。
 
このブログは基本的には備忘録のつもりですし、移住の成功例でも、失敗例でもありませんので、悪しからず。また、移住の話よりも、尾道の話、あるいは、釣りの話が多いかもしれないこともお許しください。
 
ただ、東京で働いている人が地方に移住する時に直面するリアルな事情については、取り繕うことなく書いていきますので、宜しくお願いします。
勿論、地方に移住されている先達の皆様からのアドバイスも大歓迎です。